ドキドキ出産の時

我家の猫、キリマンジャロの
00年月9月25日の出産の時の模様です。>

午前8時

人間の起床と共に猫も起きました。
普段は起きるのと同時にゴハンを催促するのにこの日はまったく反応がなく、ドライを用意しても少し食べるだけでした。


午前10時

ウロウロとしながら時々生殖器をなめるようになります。
陣痛が始まっている合図です。
猫も落ち着かないのか他の猫の首筋を噛んだり、蹴ったりとイライラをぶつけていました。


午後1時

布団とシーツの間を出たり入ったりするようになりました。
ここで産むことにしたようです。


午後4時半

陣痛の間隔が短くなり、呼吸が荒くなりました。
シーツの中に入り出てこなくなりました。


午後6時

陣痛が続くようになりました。
何度もいきみますが仔猫が出てきません。


午後7時

産道からシッポが見え、10分くらいすると後ろ脚も見える様に
なりましたがそれ以上は出てこなくなりました。
最初のうちは脚が動くのが確認できましたが五分ほどするとぐったりと動かなくなったので助産をすることにしました。
胎盤と一緒に仔猫が出てきましたがぐったりとして動きません。
親猫は無理な出産にビックリしてケージの産箱の中に入ってしまいました。
仮死状態で産まれてしまった場合すぐに蘇生を行います。
息をきちんとするのを確認したら後は親猫にまかせます。
親猫が仔猫を舐めれば大丈夫です。

仔猫は頭から産まれるのが普通ですが、猫の出産には逆子もわりと多くみられるそうです。
逆子だった場合、仮死状態だった場合の対処方です。

逆子だったら

 逆子でも問題なく出産できます。
しかし、後ろ脚から産まれてくるので頭がつかえてしまったり、仔猫が産み落とされる前に羊膜が破れてしまうことがあります。産道から1部が出た状態で破水してしまい、五分以上そのままであった場合、それ以上出てこれないと胎児は死んでしまいますので人間が助産します。本などには人間の匂いが仔猫についてしまった場合、親猫が育児を放棄してしまう可能性があるので助産には清潔な乾いたガーゼなどで行うようにと書かれていますが、実際にやってみると仔猫の感覚がつかめずに逆にあぶないので、素手で行うことを私はお勧めします。
 外に出ている部分をやさしく持ち猫の陣痛に合わせて、注意して引っ張っていきます。頭から産まれた場合は産道と平行に引っ張るってあげることが大切ですが逆子の場合仔猫の身体を母猫のお腹の方へそっと曲げる様にするとでてきやすくなります。

仮死状態で産まれたら

 顔についた羊膜をとっても産声も上げず、息もしていない場合は仮死状態で産まれたということになります。
その場合、●まず鼻を軽く吸って、口を開けさせ羊水を出してあげます。●それでも産声を上げない場合仔猫を逆さまして軽く2,3回振ってさらに鼻や口に詰まっている羊水を出してあげてふき取ります。●さらに濡れたティッシュで身体を拭くようにマッサージをし、刺激を与えます。これらのことを行って少しでも反応があれば、助かる可能性があります。呼吸をしっかりするまでしばらく続けます。
 しかし、それでも反応がなければ残念ながら死産してしまったということなので他の仔猫が触れないように他の場所に移します。

胎盤がついたままの仔猫の場合

普通は親猫が始末してくれますので手を出す必要はありませんが、もし親猫が世話をしなかった場合、人間が介助をしてあげます。●顔に羊膜がついていて仮死状態の場合はまず上記の通り行います。●へその緒の始末をする。仔猫のお腹から2cmくらいのところを糸で結んでください。●縛り目よりも胎盤側に1cmくらい余裕をもたせ、消毒したハサミで切ります。

胎盤は母猫が自力でだすことができるのでしばらくでなくても心配しりません。

母猫が仔猫の面倒をみなかった場合

●仔猫の身体をタオルなどでくるみ冬ならば使い捨てカイロなどで、保温します。仔猫は自力で体温調節ができずに、暑くても寒くてもいけないのです。適温は25度前後くいらの室温です。●仔猫用のミルクを与えます。仔猫用のミルクはペットショップで売っていますが、もし手に入らない状態なら牛乳1カップに卵黄を混ぜたもので代用します。他に人間の赤ちゃん用の粉ミルクを通常の2倍の濃さにして与えても大丈夫です。しかしあくまでも急場をしのぐだけにして通常は仔猫の用のミルクで育ててください。哺乳ビンもペットショップで売っていますが、急場の場合はスポイトや脱脂綿に染み込ませて少しずつ飲ませます。

午後8時半

出産と出産の合間が一時間近くあり、さらに親猫がウトウトと寝ていました。
どうやら陣痛微弱のようです。
陣痛が弱いと普通なら一回力めば仔猫がスルリと産道から産まれてくるはずなのに
身体の一部が産道に残ってしまう難産になる可能性が高くなります。
もし、動物病院が開いている時間ならば急いで獣医さんに来てもらいましょう。
陣痛促進剤を打ってもらえば2匹目からは比較的楽な出産ができます。

2匹目が産まれました。
やはり逆子でしたが今度は頭だけ産道に引っかかってしまいました。
しばらく様子を見ましたがやはり仮死状態の様で仔猫はピクリともせず、親猫もおろおろとしているので助産をしました。
今度は胎盤が後から出てきて親猫はきれいに食べてしまいました。
胎盤はとても栄養があるので本能で食べるようです。
しかし食べ過ぎると下痢をするので3個以上は食べさせないようにします。


午後9時半

最後の1匹も逆子の頭だけ産道に引っかかった状態の仮死状態で産まれましたが助産をして、蘇生をさせるとすぐに元気になりました。
三匹の蘇生をさせましたが早く蘇生をした猫の方が早く元気な産声をあげるようです。
基本的には出産時には人間は手を出さない方が良いでしょうが仮死状態と分かったら早めの対処が必要なようです。


午後10時半

最後の胎盤がでました。
仔猫は産声を上げてしばらくすると本能で親猫のお乳を探します。
親猫も出産を終え安心したのか仔猫を時々舐めながら寝始めました。一息ついたところで親猫に水を与えました。

三日くらい産褥がでます。

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